Omega round SS hand-wound mid 1930s medium size antique Omega

メーカー:オメガ　タイプ:ミディアムサイズ　*ケース径 約27ミリです。現在の基準ではレディースだと思いますが、1930年代という時代を考えると、小さめのメンズだったのかもしれません。　名称:ラウンド　REF/CAL:　材質:SS　ベルト:社外品革ベルト/社外品のニッケル尾錠　駆動方式:手巻　年式:1930年代中期(844****)　ケース径/腕周り:約27mm　付属品:なし　コンディション:*アンティークとしては中古A *小キズや経年変化が見られますが、年代を考慮すれば、良い感じで古くなっている程度の良いアンティークウォッチです。 *ミネラルガラス風防は年代を考慮すれば、クリアな状態です。 *オリジナルの文字盤と針は経年変化が見られます。　保証:6ヶ月　腕周りの調整など:　コメント:*ツートンのシルバー文字盤 *文字盤は、異なる表面処理技法を用いて色味と質感の違いを表現しています。外周の部分はザラザラとした仕上げ、真ん中の部分はヘアライン加工になっています。 *味わい深いアップライトのブレゲ数字インデックスは一見、植字のように見えますが、そうではありません。また、文字盤の裏からプレスして浮き上がらせたインデックスの場合は、エッジが少し甘い印象になると思いますが、そういう感じでもありません。プレスでもシャープな印象に加工できる方法があるのでしょうか。あるいは、分厚い文字盤を削り出して作ったのでしょうか。 *ミネラルガラス風防 スナップバック *15石 耐震装置なし ブレゲひげぜんまい チラネジバイメタル切りテンプ 18,000振動 秒針停止機能なし *チラネジバイメタル切りテンプは120年くらい前に開発されたもので1940年代頃まで使われていました。現在のテンワと異なりよく見ると2箇所切れている部分があります。バイメタルを使用しているので温度が上がるとテンワの直径がわずかに大きくなり、温度が下がるとテンワの直径がわずかに小さくなり、自動的に温度補正を行なうテンプです。たいへん面白い仕組みだと思います。のちに、高品質な素材が開発されチラネジバイメタル切りテンプは必要なくなり、すたれてしまいましたが、メカニカルな方法による先人の問題解決の知恵は素晴らしいと思います。